地震・津波・台風

日本は地震が多い国ですが、地震に遭ってもあわてずに落ち着いて行動することが大切です。地震が発生したときに、津波が起こることがあります。テレビやラジオで情報を確認してください。津波警報・注意報が出ているときは、海岸や河口に近づいてはいけません。また、日本では8月から9月に強風と大雨を伴う台風が到来します。土地の低い場所では床上浸水などの被害をもたらします。むやみに外出せずに、気象情報に注意して適切に行動しましょう。

日頃の備え

1.あなたの居住地の区役所等で、自分の家の近くの指定された避難場所を確認しておきましょう。
横浜国立大学内の避難場所
横浜市保土ケ谷区防災マップ
横浜市南区防災マップ

2.手短なところにあなたが携帯できる避難用品(薬、水、非常食品、懐中電灯、ラジオ、お金など)を常置しておいてください。

3.地域や寮などで集団で行われる訓練には参加するようにしてください。

4.家具など転倒の危険があるものは固定するなど、転倒防止策を施してください。

5.災害が起きたときに必要な情報を得ることができるように、多言語に対応しているNHKの国際放送 NHKワールド JAPANの公式アプリをダウンロードしておくことをおすすめします。

6.災害時には停電が起きたり、電話がつながりにくくなったりします。大きな災害が起きたときは、公衆無線LANサービス「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」が無料開放されますので、覚えておくとよいでしょう。

大雨・台風・洪水の災害が起きたとき

1.大雨・台風・洪水の災害が起きたとき、浸水してから避難するのはさまざまな危険があります。災害情報に注意して、はやめに避難するようにしてください。自治体から避難指示が出された場合はすみやかに避難してください。

2.車での避難は渋滞などにより逃げ遅れる恐れがあります。原則、徒歩で避難してください。避難するときはスニーカーなど歩きやすいものをはいて外へでます。落下物や切れた電線に注意して避難してください。

地震が起きたとき

1.第一に自分の身の安全を確保してください。揺れを感じたら、テーブルや机など丈夫な家具の下、布団の下にもぐり込み、窓や照明器具など割れやすいものから離れましょう。あわてて外に飛び出さないようにしましょう。

2.揺れがおさまったら、ドアを開け、避難ルート、非常口を確認します。エレベーターは使用しないようにしてください。

3.揺れがおさまったら、コンロの火を消し、ガスの元栓を閉めてください。危険を感じる場合は無理をせず、大きな声でみんなに知らせましょう。

大学で配布されている大地震行動マニュアルも参照してください。

盗難防止

学内での盗難には十分注意してください。盗難事故は特に授業中の講義室や図書館内、サークル活動中の更衣室や休日のサークル共用施設などで多発していますので、貴重品は常に身近に置き、各自で盗難にあわないように注意してください。盗難にあった場合は、所属部局の担当係または学生支援課に連絡してください。学外で盗難(犯罪)にあった場合は、すぐに110番通報をして、警察の指示にしたがってください。

交通事故

大学の周辺は、坂道が多く、自転車と歩行者の接触事故などが頻繁に起こっていますので、十分注意してください。加害者になった場合、相手のけがの程度にもよりますが、賠償を請求されることがあります。このような場合に備えて、少額なお金で補償が得られる賠償責任保険への加入をすすめます。なお、交通事故により、けが人が出た場合は、状況に応じて119番に通報して救急車を呼んでください。110番で警察にも通報し、場所や状況を知らせてください。

火事

住居には、初期消火のために必ず消火器を備えておいてください。自分の力で消化するのが不可能な場合は、すぐに119番に通報してください。119番に電話する場合、電話の相手側が「火事ですか、救急ですか」と聞くので、まず「火事です」と答えて、住所および目標物(近くにある大きな建物等の名前)を伝えてください。また、まわりの人にも大きな声で伝えましょう。消防自動車等のサイレンが聞こえてきたら、道案内に出てください。