日本国外に在住している外国人留学生がYNUに入学するまでには、一般的に以下の手続きが必要になります。(※日本政府(文部科学省)奨学金留学生、各国の政府派遣留学生、交換留学生、その他の特別プログラムなど、プログラムによっては一部手続きが異なりますのでご注意ください。)
旅券(パスポート)を取得する
旅券(パスポート)は自国の政府から発行されるもので、これがないと出入国することができません。初めてパスポートを申請する場合は、さまざまな証明書が必要となり、受け取るまで時間がかかる場合もあります。パスポートを持っていない学生は、必要な手続きについて事前に確認した上で、余裕を持って申請してください。
入学試験を受験し合格する
受験について
学部または大学院の正規生になるためには、入学試験に合格する必要があります。基本的には来日して大学で実施される学力検査を受ける必要がありますが、一部、書類選考やオンライン面接などで審査を行う「渡日前入試」を実施している学部・大学院もあります。詳細はこちらのウェブサイト「YNUへの留学」や募集要項で確認してください。
受験のための来日について
なお、受験のために来日する場合、国によっては査証(ビザ)が必要になります。ビザが必要かどうかは外務省のウェブサイトを参照してください。ビザが必要な学生は、本学の受験票を持って在外日本国公館で受験目的の「短期滞在」ビザを取得してください。滞在できる期間は15日、30日または90日です。
学生寮に入寮申請を行う
YNUでは、4つの学生寮、合計部屋数600室以上を留学生に提供しています。学生寮に入居を希望する場合は、寮により申請時期や手続き、対象者が異なりますので、入試時期によっては、合格発表より前に入寮の申請が必要となる場合があります。詳細をこちらのウェブサイト「学生寮について」より確認してください。(※日本政府(文部科学省)奨学金留学生や各国の政府派遣留学生、交換留学生など一部のプログラムでは、大学が指定する寮に優先的に入居することできます。対象者には別途ご案内します。)
※自分で住居を探す場合はこちらのウェブサイト「住まいについて」を参考にしてください。
入学手続きを完了する
入学試験に合格し、YNUへの入学を希望する場合は、各学部・大学院が定める所定の期間内に入学料を納入し、必要書類を提出して入学手続きを完了する必要があります。入学手続きを完了すると入学許可書が発行されます。入学許可書は、下記の在留資格認定証明書を取得する際に必要です。
なお、学期開始に間に合わないなどの理由で、入学許可書発行前に在留資格の取得・更新手続きをする必要があると大学が認めた者には、外国人留学生受入証明書を交付します。(※研究生などの非正規生については、入学手続きが渡日後となるため、入学前に在留資格認定証明書の交付申請を行う場合には、入学許可書ではなく外国人留学生受入証明書が交付されます。)
在留資格認定証明書を取得する
YNUへ入学するためには留学に必要な在留資格(通常は「留学」ビザ)が必要になりますが、そのためには、在留資格認定証明書を日本の出入国在留管理局から取得しなくてはいけません。(この証明書の申請は日本国内からしかできません。郵送による申請もできません。)在留資格認定証明書は申請から交付まで通常(問題がない場合)4~5週間程度かかりますので早めに準備・申請するようにしてください。(ただし、在留資格認定証明書の交付後、3か月以内にビザを取得し日本に渡日する必要がありますので留意してください。)
在留資格認定証明書は以下の者が申請できます。
1.申請者本人
2.本人が教育を受ける機関の職員※
3.本人に対して奨学金を支給する機関、その他の本人の学費または滞在費を支弁する機関の職員
4.日本に在住している本人の親族(友人・知人は不可)
5.その他法務省で定める者(行政書士、弁護士等)
※横浜国立大学では、一部の特別プログラム等を除いて、原則「在留資格認定証明書」の代理申請は行っていません。海外在住者で、在留資格認定証明書の申請を行う場合は、上記3.~5.の者に依頼する必要があります。
※横浜国立大学は行政書士事務所と提携しています。申請取次を希望する方は、進学予定の学部・大学院に早めに相談してください。なお、申請にかかる費用は申請者本人の負担となります。
交付申請に必要な書類について
在留資格認定証明書の交付申請に必要な書類については下記ウェブサイトを確認してください。
出入国在留管理庁: 在留資格認定証明書交付申請
YNUでは、交付申請に必要な書類のうち、在留資格認定証明書交付申請書(所属機関等作成用)と入学許可書を作成し、学生に交付しています。在留資格認定証明書交付申請書(所属機関等作成用)が必要な学生は、入学試験に合格後、入学先の学部・大学院の担当窓口に作成を依頼してください。
「留学」査証(ビザ)を取得する
「在留資格認定証明書」が準備できたら、在外日本国公館や日本国内の出入国在留管理局で「留学」ビザの申請を行ってください。ビザは申請から交付まで通常(問題がない場合)1週間程度かかります。
必要な書類については必ず事前に在外日本国公館や日本国内の出入国在留管理局に確認してから申請するようにしてください。なお、「在留資格認定証明書」があっても「留学」ビザの交付が保証されるものではありません。申請から交付までの時期は各国在外公館や各出入国在留管理局によって異なりますので、申請先にお問い合わせください。
※日本国内の大学や日本語学校から本学に進学する場合で、在留期間を更新する必要がある方は、在留期間更新許可申請を行う必要があります。申請は在留期間の満了するおおむね3か月前から申請できます。また、「留学」ビザの有効期限内であっても、学校が変わった場合には、学校が変わってから14日以内に出入国在留管理局に活動機関に関する届出が必要です。詳細は以下のページを参照してください。
フライトを手配する
大学の学年暦や指導教員、入学先学部・大学院の担当係やプログラムオフィスの助言をもとに、渡日の日時を決定してください。なお、大学の寮へ入寮する場合はあらかじめ入寮可能日が設定されていますのでご注意ください。また、到着時間が遅いと、その日のうちに入寮できない可能性がありますので、事前に確認してください。
健康診断を受診する
研究生・科目等履修生・聴講生などの非正規生として入学する場合は、健康診断を受診し、入学手続き時など進学先の学部や大学院等が定める期限までに、本学指定の診断書を提出してください。正規生として入学する場合は、入学後に大学で実施される健康診断を必ず受診してください。
渡日する
在留カードについて
羽田空港、成田空港、中部空港、関西空港から上陸した方で、3ヶ月を超える期間日本に滞在することが許可された方には、その場でパスポートに上陸許可の印が押され、在留カードが渡されます。その際、在留カードに記載の在留資格が留学の人は、アルバイトを行う時に必要になる資格外活動許可の申請が可能です。
在留カードは常時携帯しなければなりません。また入学後に必ず在留カードのデータをこちらにアップロードして提出してください。 在留カードについては出入国在留管理庁のウェブサイトをご覧ください。
横浜へのアクセス
日本の羽田空港(東京国際空港)または成田空港に到着したら、YCAT(Yokohama City Air Terminal)行きのリムジンバスで、横浜まで向かうことをお勧めします。(電車でも移動できます。)
●羽田空港から
到着ロビーにあるバス会社のカウンターまたはバス乗り場の自動販売機でチケットを購入できます。リムジンバスの代金(590円)を用意しておいてください。羽田空港からYCATまでは、約30分です。
YCATバス路線案内 羽田空港
●成田空港から
到着ロビーにバス会社のカウンターがあります。リムジンバスの代金(3,700円)を用意しておいてください。成田空港からYCATまでは、約85分です。(乗車時点で25歳以下の方は割引料金になります。)詳細は以下のサイトを確認してください。
YCATバス路線案内 成田空港
【リムジンバス情報】
Airport Limousine(羽田・成田)
京浜急行バス(羽田)
YCATから各寮までのタクシーでのアクセス
YCATから大学の各寮まではタクシーを利用することをおすすめします。YCATフロアマップのタクシーの乗り場からタクシーに乗り、運転手に添付の地図を渡してください。料金の目安は時間帯、道路の交通渋滞状況などにもよりますが、横浜国立大学峰沢国際交流会館、常盤台インターナショナルレジデンスまでが2,500-3,000円程度、大岡インターナショナルレジデンス、横浜国立大学留学生会館までが3,500-4,000円程度となります。
峰沢国際交流会館関連地図
留学生会館関連地図
大岡インターナショナルレジデンス関連地図
常盤台インターナショナルレジデンス関連地図
もし、電車で横浜駅に到着し、大岡インターナショナルレジデンスまたは留学生会館に向かう場合は、横浜駅からYCATまでの道順は下記を参考にしてください。YCATのタクシー乗り場まで移動して、上記の関連地図をタクシー運転手に渡して下さい。
ただし、電車で横浜駅に到着し、横浜国立大学峰沢国際交流会館または常盤台インターナショナルレジデンスに向かう場合は、YCATからでなく、JR横浜駅西口のバスロータリーにあるタクシー乗り場から乗車した方が近いです。タクシーの運転手に上記の関連地図を渡せば、理解して連れて行ってくれます。なお、横浜駅から大学へのアクセスはこちらをご覧下さい。
チューター制度について
横浜国立大学では先輩学生が「チューター」として新入留学生の日常生活や、日本語や専門の勉強に関するサポートを行う制度があります。YCATでチューターの出迎えを希望する場合や、渡日時・渡日後の手続きのサポートを希望する場合は、渡日前に指導教員または各学部・大学院の担当係・プログラムオフィスに問い合わせてください。
来日後の手続き
来日後の手続きについては、こちらをご覧ください。