学生募集要項を公表した後に新たな措置を講じる必要が生じた際には、横浜国立大学のウェブサイトにてお知らせします。最新の情報は、各入試の学生募集要項および上記ウェブサイトで必ず確認をしてください。

YNUでは、私費外国人留学生入試をYGEP-N1(渡日入試・渡日前入試)及びYGEP-N2(渡日前入試)として以下のとおり実施します。

YGEPの正式名称は「横浜グローバル教育プログラム」です。YGEP-N1(渡日・渡日前入試)は来日して日本語を学んできた外国人、または来日前にある程度日本語を学んだ外国人で、日本語能力試験(JLPT)N1相当の者を対象とした入試です。入学後は日本人学生と一緒の通常カリキュラムを日本語で履修します。

YGEP-N2(渡日前入試)は来日前に日本語を学んだ外国人で日本語能力試験(JLPT)N2相当の者を対象とした入試です。入学後、1年次では日本語と日本事情を重点的に履修し、2年次以降で日本人と一緒に専門分野を日本語で学習します。

どちらも日本語能力試験(JLPT)の受験は必要ありません。

なお、横浜国立大学は、学業成績の優秀な外国人留学生の受入れ促進及び入学後の奨学支援を行うことを目的に、2020年4月以降に本学に入学する私費外国人留学生を対象とした授業料減免制度を新設しました。詳しくはこちらをご覧下さい。その他、英語での学位の取得を目指す方はこちら、奨学金・経済支援プログラムについてはこちらをご覧ください。
※以下の情報は公開中の選抜要項の該当箇所をまとめたものです。最新の内容については必ず各学部の募集要項で確認してください。選抜要項や募集要項などはこちらからダウンロードできます。

取得できる学位・募集人員

                       
学部 学科 取得できる学位 募集人員
YGEP-N1YGEP-N2
経済学部経済学科 経済学8名
(渡日入試のみ)
経営学部経営学科 経営学8名
(渡日入試のみ)
理工学部 機械・材料・海洋系学科 工学、理学 2名
(渡日・渡日前入試)
化学・生命系学科 2名
(渡日入試のみ)
数物・電子情報系学科 2名
(渡日入試のみ)
都市科学部 都市社会共生学科 学術、工学、理学 2名
(渡日入試のみ)
建築学科 2名
(渡日・渡日前入試)
都市基盤学科 8名
(渡日・渡日前入試)
環境リスク共生学科 6名
(渡日・渡日前入試)
  • 注1: 教育学部は私費外国人留学生の募集は行いません。
  • 注2: 選抜の結果によっては、合格者数が募集人員に満たない場合があります。
  • 注3: 過去3年間の実施状況(志願者数・合格者数等)については「過去の入試データ」で確認できます。

出願資格 (2024年4月入学者対象)

日本国籍を有しない者で、次の基礎資格を有し、かつ、要件を満たすもの

基礎資格

次のいずれかに該当する者

1. 外国において学校教育における12年の課程※を修了した者及び2024年3月31日までに修了見込みの者またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの
2. 次の資格のいずれかを授与された者
1) スイス民法に基づく財団法人である国際バカロレア事務局が授与する国際バカロレア資格
2) ドイツ連邦共和国の各州において大学入学資格として認められているアビトゥア資格
3) フランス共和国において大学入学資格として認められているバカロレア資格
4) グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の大学入学資格として認められているジェネラル・サーティフィケート・オブ・エデュケーション・アドバンスト・レベル資格(GCEAレベル資格)[3科目以上合格(評価E以上)していること]
3. 外国において文部科学大臣が指定する国際的な評価団体(WASC、ACSI、NEASC、CIS)から教育活動等に係る認定を受けた教育施設に置かれる12年の課程を修了した者及び2024年3月31日までに修了する見込みの者
※外国において学校教育における12年の課程とは地理的、場所的に外国で原則として、その国において制度上正規の学校教育に位置づけられたものであって、修了により大学への受験資格を得られることを要します。インターナショナルスクールやアメリカンスクール等の出身者(基礎資格2~3のいずれかに該当する者は除く。)については、本規定によって出願が認められない場合があるので早めに照会してください。

要件

次の1及び2に該当し、かつ3にも該当する者

1. 出入国管理及び難民認定法において、大学入学に支障のない在留資格を有する者、もしくは取得できる者
2. 2023年6月実施または2023年11月実施の日本留学試験(EJU)を受験し、かつ各学部で指定する以下の要件(下記別表を参照)を満たしている者
3. 各学部が指定するTOEFL、TOEICまたはIELTSを受験し、かつ各学部で指定する英語科目への対応等の要件(下記別表を参照)を満たしている者

渡日前入試に出願する場合は、要件の1.及び3.をすべて満たし、かつ次の1.及び2.を満たす者

1. 2022年11月実施または2023年6月実施(理工学部のみ)、または2023年6月実施または2023年11月実施(都市科学部のみ)の日本留学試験(EJU)を日本国外で受験し、かつ各学部で指定する以下の要件(別表参照)を満たしている者
2. 日本国外に在住する者

  • ※注1: 日本国籍を有しない者であっても、日本の高等学校若しくは中等教育学校または日本国内に設置されたその他の教育施設を卒業(修了)または卒業(修了)見込みの者は、一般の入学志願者と同じ扱いになり、この項の選抜に該当しないので注意してください。ただし、【基礎資格2.】に該当する者は出願できます。
  • ※注2:理工学部志願者に当たっては、出願時に希望する教育プログラムを選択する必要があります。
  • ※注3:在留資格「留学」を取得するにあたっては、留学生生活を維持できる経済的基盤を有している必要があります。

別表(2024年4月入学者対象)

学部・学科 日本留学試験(EJU) 英語科目への対応等
出題言語 受験科目             必要条件
経済学部 日または英 日本語、総合科目、数学コース1 合計得点が8割以上の者が出願できる(注)合計得点には、日本語の「記述」の得点は含まない。 2022年1月以降に実施されたTOEFL iBTまたはTOEIC L&Rを受験していること。
TOEFL iBTはHome Editionおよびペーパー版テスト(Paper Edition)を含みます。また、Test Dateスコアを採用します。
経営学部 日または英 日本語、理科(2科目)または総合科目、数学コース1またはコース2 合計得点が8割以上の者が出願できる。 2022年1月以降に実施されたTOEFL iBTまたはTOEIC L&Rを受験した者で、次の①、②のいずれかに該当する者が出願できる。
①TOEFL iBT:45点以上
TOEFL iBTはHome Editionおよびペーパー版テスト(Paper Edition)を含みます。また、Test Dateスコアを採用します。
②TOEIC L&R :443点以上



機械・材料・海洋系学科 日本語、理科(物理・化学)、数学コース2 (渡日前のみ)合計得点が8割以上の者が出願できる。 2022年1月(渡日前は2020年9月)以降に実施されたTOEFL iBT、TOEIC L&RまたはIELTS(Academic Module)を受験した者。
TOEFL iBTはHome Editionおよびペーパー版テスト(Paper Edition)を含みます。また、Test Dateスコアを採用します。IELTS(Academic Module)には IELTS Online を含みます。
数物・電子情報系学科
化学・生命系学科 日本語、理科(化学ほか1科目)、数学コース2




都市社会共生学科 日または英 日本語、総合科目、数学コース1またはコース2   2021年11月以降に実施されたTOEFL iBT、TOEIC L&RまたはIELTS(Academic Module)を受験した者。
TOEFL iBTは Home Editionおよびペーパー版テスト(Paper Edition)を含みます。また、Test Dateスコアを採用します。IELTS(Academic Module)には IELTS Online を含みます。
建築学科 日本語、理科(物理ほか1科目)、数学コース2
都市基盤学科
環境リスク共生学科 日本語、理科(2科目)、数学コース2

募集要項・願書公開時期および出願期間(2024年4月入学者対象)

渡日入試
学部 募集要項・
願書公開時期
出願期間
経済学部 10月上旬 2024年1月12日(金) - 1月18日(木)
経営学部 11月下旬 2024年1月5日(金) - 1月11日(木)
理工学部 11月下旬 2024年1月15日(月) - 1月19日(金)
都市科学部 9月上旬 2023年11月2日(木) - 11月8日(水)
渡日前入試
学部 募集要項・
願書公開時期
出願期間
理工学部 7月下旬 2023年8月28日(月) - 9月1日(金)
都市科学部 9月上旬 2023年11月2日(木) - 11月8日(水)
  • ※注1: 募集要項及び願書は、こちらからダウンロードできます。
  • ※注2: 窓口受付にて出願する場合には、志願者本人が直接出願書類を持参し出願期間内に提出してください。郵送受付にて出願する場合は、各学部の出願期間最終日に横浜国立大学必着です。
  • ※注3: TOEFL、TOEICまたはIELTSの成績証明書は出願書類と同時に提出しなければなりません。 なお、TOEFL、TOEIC またはIELTSの成績証明書は受験してから交付まで相当期間を要するので、出願期間に留意のうえ、早めに準備してください。出願期間内に必着です。
  • ※注4: 日本留学試験の成績に関する書類は、各学部の募集要項で確認して下さい
  • ※注5:TOEIC公開テストのデジタル公式認定証の取り扱いについては、各学部の募集要項で確認してください。

選抜方法 (2024年4月入学者対象)

渡日入試

入学者の選抜は、個別学力検査等(個別学力検査・面接・小論文)、日本留学試験(EJU)及び成績証明書によって行います。各学部の選抜方法は以下のとおりです。いずれの学部も大学入学共通テストは課しません。

学部 個別学力検査等の試験科目等
(個別学力検査・面接・小論文)
日本留学試験
及び英語科目
試験日
経済学部 面接
(2段階選抜を実施)
重視する 2024年2月25日(日)
経営学部 面接
(2段階選抜を実施)
2024年2月25日(日)
理工学部 数学及び面接
2024年2月25日(日)~2月26日(月)
都市科学部 面接
2023年12月23日(土)
  • ※注1:経済学部は、日本留学試験(EJU)およびTOEFLまたはTOEICの成績により、第1段階選抜を行い、その第1段階選抜合格者に対し、面接を行います。
  • ※注2:経営学部は、日本留学試験およびTOEFLまたはTOEICの成績により、第1段階選抜を行い、その第1段階選抜合格者に対し、複数の教員による個人面接試験を行います。
  • ※注3:理工学部については、TOEFL、TOEIC、またはIELTSの成績を重視します。
  • ※注4:都市科学部については、TOEFL、TOEICまたはIELTSの成績を重視します。
渡日前入試

渡日前入試の入学者の選抜は、高等学校等の成績証明書、日本留学試験(募集要項参照)の成績、所定の英語能力を有することを証明する成績証明書、ビデオレター(日本語)の内容、インターネット面接等を総合的に評価して行います。 インターネット面接では、現地インターネット環境等により本人確認が困難で改善の余地がない場合、面接を無効とすることがあります。 インターネット面接はSkype等のWebサービスやインターネット会議システムを利用して行いますので、受験者は高速のインターネット環境でカメラとマイクを備えたコンピュータが利用できる必要があります。インターネット面接は30分以内で日本語により行います。
※理工学部では、志望動機に関する質疑の他、数学・理科に関する基礎的な学力を問う場合があります。 選抜の結果によっては、合格者数が募集人員に満たない場合があります。

合格者発表 (2024年4月入学者対象)

渡日入試
学部 合格発表
経済学部 第1段階選抜: 2024年2月7日(水)
第2段階選抜: 2024年3月7日(木)
経営学部 第1段階選抜: 2024年2月7日(水)
第2段階選抜: 2024年3月7日(木)
理工学部 2024年3月7日(木)
都市科学部 2024年1月17日(水)
渡日前入試
学部 合格発表
理工学部 2023年10月5日(木)
都市科学部 2024年1月17日(水)
  • 注: 合格者発表はこちらに掲載されます。